初めての海外旅行(中国 自転車 旅行)

《 42.日本へ帰るぞ! 》

 (097) 1987/11/21(土) 晴れ 上海〜[船]〜
 (098) 1987/11/22(日) 雨    〜[船]〜



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 皆で、ゾロゾロとフェリー乗り場に行く。高橋さん、木津さん、BUNである。その他にもいっぱい帰る人がいたのですが、ごくごく仲良しの人と宿を出ました。

 さて、乗船なんですけど、その前に自転車を船に乗せなければならないので、出国審査の時に、保管表を見せると、自転車のあるところまで案内してくれた。そこで、だいたい荷物がそろっているので、自転車を船まで引いていき、後は係りの人と一緒に、自転車を置く場所まで行きました。
 ホット、一安心。

 来るときと違って、結構すいている。乗船率2/3ぐらいだろう。それでも、、皆で喋ったり、飲んだりして楽しんだ。

 そうそう、前の晩に皆で喋っているときに、
「今日は酒がないから調子が出ないさ!」
「んだね!何か買ってくればよかったよ!木津さんのお土産飲んじゃうか!」
「駄目だよ!!本当に、油断も隙もないなぁ〜!」
「ハハハ冗談!冗談!」
 と話していたら、一緒の和の中で喋っていた初老の方が、
「これを進呈するよ!皆で飲みな!!」
 と格好良く、ウイスキーとつまみをだしてくれた。
「(・・?) エッ!良いいんですか」
「有難うございます。」
「じゃぁーコップは」
 と言うと、違う人が、
「俺持っているよ!」
 と紙コップをだしてくれた。

 皆で持ち合わせのお菓子とかを集めて、宴会になってしまいました。飲み過ぎたわけでもないのに、ほんの少し具合が悪い。
 ちょっとしけていたので、船が結構揺れていたため、船酔だと思って横になりながら、こう思った。
〈初めて、船酔になったけど、こんな感じなんだぁ〜!あぁ〜気持ち悪い。〉
 そのまま、ぐでぇ〜と伸びていると、そばで声がします。

「どうしたんだ!」
「結構飲んでいたから、酔っ払っちゃったんじゃないの!」
「そんなに飲んだか?」
「1人で、ボトル半分ぐらい飲んでたよ!」
「そんなに飲んでないだろ。1/3ぐらいだよ!」
 とひそひそ声。
 自分では船酔だと思っているので、反論したかったけど、なんか喋る気がしなかったので、そのまま就寝しました。

 目が覚めると、今だに大きく“ユ〜ラ、ユ〜ラ”と揺れている。
〈あ〜船酔で気持ち悪い。〉
 皆起きていたので、
「お早うございます。」
「お早う!具合いどう?」
「船酔で気持ち悪いっす!」

 高橋さんと木津さんはBUNが結構飲むのを知っているので、本人がそう言うので船酔だと思ったらしい。
 取り敢えず起きて、皆と一緒に食事をしにいく。
 歩っているときも「船酔でフラフラするよ!なんか歩きづらい。」と言っていたのだが、しばらくすると具合がよくなってきた。

「ねぇねぇ!」
「何?」
「船酔だと思っていたけど、二日酔いだった。」
 2人同時に、胸と背中を“パン!パン!”と叩かれて、
「あほか!!」
 と言われた。まるで漫才みたいだ。
「ゴメン!だってこんなに揺れているから、船酔だと思うじゃん!」
「今はどうなの?」
「凄く気分がいい。」
「こいつ!!」
 と言って、今度は頭をたたかれた。
「船酔だぁ〜、船酔だぁ〜、と言っていて、これだもんなぁ〜!ホント困った奴だな!」

「じゃぁ〜!船酔も直ったことだし!なんかして遊ぶさ!」
 と高橋さん。
「うっ!そうやっていじめる。」
「(^0^)/ギャハハ解った。」

 高橋さんは、ふざけてなんだろうけど、結構いじめっ子だ。
 上海で同じ部屋になったオカマちゃんがいたのだが、地図を見て「あなたにぴったりの場所が有るよ!」と言って、香港のマカオを指さしながら、「ほらっ!オカマ!」とドキッとすることを言った。
 それを見聞きしたオカマちゃんが、“ムッ!”とした表情を見て、ほくそ笑む人なのだ。

「ジャン卓が有るよ!」と木津さん。
「でも、俺出来ないよ!」とBUN。
「そうか!こいつが出来ないんじゃしょうがないな!」
 皆で何かないかと見て廻る。
 卓球台が有ったので、3人で卓球をやるが揺れが酷いので、はちゃめちゃだ。
「なんかボールを追っかけていると、具合が悪くなる。」
 と高橋さんが言うと、木津さんも、
「俺も具合い悪くなってきた。麻雀やろう。」
 BUNを指さしながら、
「でも、こいつ出来ないさ!」
「金賭けなければいいんじゃないの?」
「金賭けないでやっても面白くないさぁ〜!」
「じゃぁーなにする。」
 ここで、BUNが
「教えてくれるなら、麻雀やるよ!」
「そうか、じゃぁやって見るさ!」

 麻雀をやり始めたのだが、まるでやったことがないので、2人に聞きながらやってみるが、まるでチンプンカンプンで、全然勝てないし面白くない。
「これって、こうで良いの?」
 木津さんに見てもらうと、
「さっきこれ捨てんたんだろ?」
「そう!」
「なんだ、上がっていたんじゃん!」
 とあきれた顔をして、
「止めよう」
 と言った。

 まぁ〜、お金を賭けていないし、解らんやつに教えながらじゃ、詰まらんだろうから無理もないね。ハハハ。


 大浴場をのぞきに行ったら、すいていたのと揺れが凄いので湯が“ザブーンザブーン”と波打っていた。楽しそうだったので、二人を誘って入りに行ったっす。
 湯船につかるも波で外に放り出されそうになる。面白いなぁ〜と言いながら、浸かっていたが、BUN以外の2人が、具合い悪くなると言って先に出ていってしまった。
 BUNもあまり浸かっていると、具合が悪くなるといけないので、そこそこで引き上げて、皆と合流したっす。
 風呂上がりのビールが美味いっス。キリンは高いので、中国のビールだったけどね。('-')フフ

 ビールをラウンジで飲んだ帰りに、売店で酒とつまみを買ってきて、性懲りもなく皆で飲んでしまったっす。猿ですな猿!!('-')エヘ、でも、今度はセーブしたので大丈夫だった。




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