初めての海外旅行(中国 自転車 旅行)

《 38.欲得でリフレッシュ 》

 (092) 1987/11/16(月) 晴れ     上海(シャンハイ)



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 いつも通り石本さんに起こされ、食べたくもない朝食を食べて、高橋さんの部屋に行くが、高橋さんはまだ寝ていた。“クークー”と気持ちよさそうに眠っているので、起こしちゃまずい!へたに起こして、けり入れられたら嫌なので、そのまま静かに部屋を出てきた。
 高橋さんは、なんか格闘技を少しやっていたらしく、上海では太極挙に興味を持ったみたいで、よく、公園とかでやってるのを見て観察していた。

 部屋に帰ると、石本さんがバックの中身をベットに全部出して、何かしている。
〈何やってんだろう?〉
 良く見るとパッキングを仕直しているみたいだ。
〈あっそうか、今日、蘇州に行とか言っていったけ!〉

「蘇州に行くの?」
「そう!」
「何時の火車?」
「12時半かな!」
 と短い会話をした。

 ベットに横になって、高橋さんから借りた本を読み、昼近くに高橋さんの所に行くと、313号室の人と高橋さんが話していたので一緒に加わる。
 昼飯を食べたあとは、お決まりコースで、酒とつまみとその他雑貨を買って帰ったっす。('-')エヘ

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[欲得(あかすり)]

 夕食をしに外に出たのだが、その前に欲得(あかすり)に行く。高橋さんが行きたいと言ったので、これもいい経験だと一緒に行ってみた。

 宿を出てから行くことになったので、場所とかまるで解らず行くことになる。「身体に垢がたまっているよ!!」
 と腕をゴシゴシこすって垢を出してみせる高橋さん。
「凄いっすね!ゴシゴシ洗ってないの?」
「うん、さらっとしか洗わないよ!」
「そうなの?」
「普通そうじゃないの?」
「いや、俺ゴシゴシ洗っているよ!」
 BUNもこすってみると、高橋さんの1/3ぐらいしか垢が出ない。

「そうなんだ。でさ、すっきりしたいから欲得に行こうか?」
「良いけど、場所とか解らないじゃん、ガイドもないし・・・。」
「その辺に看板でているから、適当に入ればいいさ!」
 ちょっと不安に思ったけど、
「そうだね!」
 と返事をしてしまったっす。

 看板がでていたので、そこにはいることにしましたけど、入り口が暗くて、凄く不安になりました。
 しかし、入っていくと設備はよくないけど、人のよさそうなおじいさんが2人、うちらの体をこすってくれることになり、肌かになりましたです。
 このおじいさんたちは、日本語を片言ながらも話せます。た・ぶ・ん、昔日本軍が来ていたときにでも、覚えたのでしょう。違うかな?

 お風呂は、日本の銭湯ぐらいの大きさですが、お湯は奇麗ではありません。しかし、そこには入れというのでちょっと浸かっていると、今度はベットに寝ろと言うので、その通にすると、身体をゴシゴシしてくれます。
 そんなに痛くもなく、程よい加減で気持ち良いです。

 高橋さんの身体をゴシゴシしていたおじいさんが、
「いっぱい出て来たよ!!」
 と高橋さんに、そのこすった手ぬぐいを見せたので、BUNも見て見たら凄い量です。w(゜o゜)w オォ-
 BUNの方のおじさんも見せてくけれましたが、やっぱりあまりでませんでした。ちょっとガッカリ(×_×;)シュン

 せっかく欲得でリフレッシュしたのだが、昼に買った酒をまずいまずいと言いながら、貧乏話で盛り上がった。2人とも貧乏だったので、暗い話で“ドヨヨォ〜ン”と落ち込んでしまいました。('-')エヘ!
 暗いと言えば太宰治なのだが、あの人はお金持ち(地主)の6男坊なので、勝手がだいぶ違いますわなぁ〜!!ハハハ比べるほうが無理があるか!チーンΩ\ζ゜)




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