初めての海外旅行(中国 自転車 旅行)

《 33.優雅に長江下り 》

 (082) 1987/11/06(金) 曇り 重慶〜[船]〜
 (083) 1987/11/07(土) 曇り   〜[船]〜
 (084) 1987/11/08(日) 晴れ   〜[船]〜武漢 着

読み(意味)
 重慶=チョンチン  武漢=ウーハン



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 今日は石本さんと10時に、船の切符を買った場所で、待ち合わせをしている。
 昨日、早くに寝てしまったので、だいぶ早く目が覚めたようだが、又ウトウトとまどろんだ。これが長かったです。気持ち良いいんだよねぇ〜!
 8時モソモソと起き上がり、〈あ〜寒いなぁ〜〉と思いながら、厠所(便所)に行く。その途中、
〈なんだ!凄いもやっているな。なんだ??うっうん!\(゜o゜;)/〉
 目を細めて見て見ると、湯沸器の所から、湯気がモウモウと立ち上がっているではないですか。天気のせいではなく、湯気でもやっていたのです。
〈相当寒いんだろうな!〉なんて思いながら厠所に駆け込む。
“ジョー!!チョンチョン!”(〃´o`)=3 フゥ

 部屋に帰ると、シャンガン(香港人)のおじさんも起きていた。ベットに座り、煙草を1服、時計を見て「さて、行くか!」と呟き、荷物をかけ声と共に背負う。
「どっこいしょっと!」
「今天、走?」とシャンガンおじさん。
「今天、重慶じゃないや、武漢、走!グッバイ!」
「バイ、再見!」

 フロントに金を払いに行く。
 昨日5元と聞いていたのだが、10元だというので、ムッとしながらも10元(人民)を出すと、FECを要求される。
 寝起きが悪い事もてつだって、爆発した。
「ふざんけんじゃねぇよう!昨日5元だと言っていたのに、10元になって、今度はFECか!!」といきなり日本語で怒ってしまう。(゛ `-´)/
 服務員も怒っているのが解ったらしく、なぜか人民元で済んでしまった。しかし、何で値段が倍になったりするのでしょうか?それだけならまだしも、FECを要求してくるなんて、どうかしているよ!本当に!

 奮然と宿を出て、歩っている途中に、パオヅを売っていたので、それを買い求め食べてから切符売り場に向かった。1時間も早く着いてしまったので、しばらくボーとしながら、石本さんを待った。
 着いてから、30分ぐらい後に、乗り場の位置を聞いたのだが、結構遠いので、「早く石本さん来ないかなぁ〜。」と1人ブツブツ言いながら待つが、来たのは約束した時間ぴったりでした。

 挨拶もそこそこに、船乗り場に向かう。それらしき場所の近くに着いたのだが、まだまだ先みたいだ、川岸まで結構降らないといけない。階段が九十九折になっていて、へたに降りて違っていたら大変だ。でも、なんとか船に乗り込むことが出来たです。

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[重慶の船着場の近く]

 この船乗り場の九十九折の階段とか、結構良いフインキを出していたので、写真にとってくればよかったなぁ〜と、いまさらながら後悔してます。色々ネットも閲覧したのですが、最近の新しい物しかないために、この当時のフインキが丸でなくなっているので、船乗り場付近も変わってしまったと思われます。
 本当に惜しいことをしました。
 ちょっとフインキが違うけど、和の思い出から拝借したので、左の写真を参考にしてケロ。



 そうそう、長江下りで検索して、ネットを見ていたら、どうも三峡下りという表現のほうが多いです。その三峡とは何ぞやと、まとめてみました。
 それと地図もまねっこして作ってみました。クリックすると拡大図も出て来るよ!!ちなみに、BUNのページの添付写真は、ほとんどが拡大しますので、クリックしてみてね。

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[三峡の全体図]

 三峡というのは、四川省と湖北省の間にある瞿塘峡・巫峡・西陵峡の三つの峡谷のことで、中国最大の峡谷です。 この峡谷の間には大昔からの多くの有名な遺跡がありますが、残念なことに、もうすぐできる三峡ダムで、遺跡の多くは水の底に沈んでしまいます。
 瞿塘峡は、三峡の中で一番小さいながらも雄大壮観でしられています。長さは西の奉節県の白帝城から東の巫山県の大寧河口までで約33kmあります。
 巫峡は、巫山十二峰があり、景色がとても美しいことで知られています。 全長は、巫峡県大寧河口から湖北省巴東県の官渡口までの約40kmです。
 西陵峡は長江の難所だそうです。長江三峡の中でもっとも長く約120kmあります。 西陵峡は葛州ダムを作っているので、流れがゆったりとなっています。

 と言うことらしいのですが、まるでそのことに興味がなかったので、写真も撮っていないし、ダラダラ寝ているほうが多かったです。うーんもっとちゃんとガイドを見ておけばよかった。
 安物のカメラでも、写真に収めておけば、記念としては残ったのになぁ〜!




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[長江降り]

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[やっぱり中国]

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[これも色あせてる]

「いつまで寝てるの!!」と言う声で目が覚め、ボーとしている。
「もう10時半だよ!!本当にもう。さっき凄い奇麗な景色だったんだから!」
「・・・本当に・・・」
 寝惚けた状態で、取り敢えず煙草を吸い出し、覚醒するのを待った。はっきりしてきたので、服をゴソゴソと着て、「よっこらせのどっこいしょ!」とかけ声をかけて、ベットから身を投げ出し飛び降りる。
 隣室に行く。
「寒い、寒いなぁ〜!あ〜ウ〜!」
“ガチャ!”中に入ると、
「やっと起きてきた。」と貴子さん。
「あっ!起きた。」と石本さん。
「うん、さっきいい景色だったんだって?」
「そうだよ!本当に勿体ない。こんなにいい天気なのに、寝ているなんて!」
 と貴子さんが言う。貴子さんは、確かオーストラリアで暮らしていると言っていたっけなぁ〜!当然英語はバリバリ出来るので、バテと長くいる事のほうが多いみたいです。
「まっ!良いよ!!高が知れているでしょ!それに又同じようなのが出て来るでしょ!!」
 と負け惜しみを言ったが、失敗したなぁ〜と半分思っていました。

「これが女の子だったら、本当にくやし〜〜〜などと言うところなんだろうけどね!!」
「そうだよ!本当に勿体ない。」

 たぶんこの良かったという景色が、瞿塘峡当りだと思うのですが、見ていないので解りません。(*^.^*)ノ・・・デヘッ!!

 昼、イタリア人2人と日本人3人で、食事をして皆とくだらぬ話をして、あっと言う間に夕食です。夕食の時、他の連中を探したのだが、見あたらなかったので、石本さんと2人で食べた。
 後で聞いたら、二等室のリビングルーム(?)に言っていたらしく、又、20時頃に行くと言っていたが、BUNはベットに入って寝ました。
 体調がベストでないので、こんなつまらん船の旅をしているのだから、体を休めることしたのです。

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[約160度パノラマ]

 昨日と同様に人に起こされる。今日は石本さんだった。
「まだ寝てる。」
 ひょこっと顔を上げて、
「うん!」
 これ又昨日と同様に、一服して、かけ声をかけ、ベットから飛び降りて、隣室に出向いた。
「今日、天気悪いねぇ〜!」
「あっ!起きたの!」と貴子さんが聞いてきた。
「うん、今日何時に着くのかなぁ?」
「16時だって!」
「あっそう。」
 その時、“ニャンニャンゴー”の香港人が部屋に入ってきた。
 この“ニャンニャンゴー”と言うのは、香港人同士が話しているのを聴くとそのように聞こえるからである。どの様にかというと、
「ニャンニャンゴー(↑)、アンアンガー(↓)、ブッ!!ガー(↑)」
 と言う感じである。

 貴子さんが、英語で香港人に聞いた。
「ペラペラムニュムニュ?」
「ペラペラムニュムニュ。」
 会話が終わったみたいなので聞いてみた。
「何時だって?」
「19時だって、ハァ〜!」
「なんで溜め息?」
「だって、私は14時と聞いて、誰かが16時と聞いて、今度は19時だって、本当にもう、やだやだ!!」
「ハハハ」
「笑いごとじゃないわよ!」

 BUNは、初めから着く時間を聞いていなかったし、時間を聞いてもだいたい(4・5時間の違いは大体の内にはいる)そうなのだろうぐらいにしか思っていないので、あまり気にならなかった。それに、着きそうになったら、周りの中国人が、荷造りを始める。それから用意しても遅くないので、いつものごとく「まっ良いか!!」で済ましていた。

 シルクロードをバスで移動していたときは、まともに着いたためしがないので、それになれてしまったのかもしれない。荷物をバスの荷台に載せるときでも、現地の人が先で、外人の家良は後回しにされることが多いのだが、黙ってその場でしゃがんでいると、その荷物寄越せと荷台の上から、手を差し伸べてくれることを知っているので、待つことになれてしまったのだろう。

 

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[くっ暗い!]

 結局19時頃に到着した。
 船の中で予約した宿の汽車(バス)に乗り込み、ダダダダダァーとは行かず、なかなか出発しない。車内はなぜか知らないけど、めちゃくちゃ蒸し暑く、ただ座っているだけで、汗を掻く始末だ。
 やっと出発したのだが、その宿まではかなり遠く、結構長い時間乗っていたので、多汗を掻いてしまった。メチャ暑かったっす。それと、乗っている時間が長かったので、本当にこれでいいのかと、1人焦っていたこともあって、嫌な汗も混じっていたみたいだ。

 宿では4.5元(人民)の1.7倍の外人料金を取られた。

 確か、晩飯を皆で外に食べに行ったけど、なんかちゃんとした物がなくて、軽く露店で鍋を食べただけだったので、物足りなかったけど、明日までの辛抱だとガマンしたっす。それと、疲れていたのであまり食欲がなかったのもあるかな。
 夜中、貴子さんが家良の部屋に来た。
「ねぇ!何か冷たい飲み物ない?」
「どうしたの?」
「1人、具合が悪くなって、コーラが飲みたいとか言っているのよ!」
「しょうがねぇなぁ〜!コーラでいいの?」
「コーラでいいって、コーラを飲めば直ると言っている。」
「なんだそれ!!まぁ〜いいや、俺買ってくるよ!」

 と、1人外に出て買いに行った。ついでに、腹が減って眠れなかったので、丁度いいやとうどんを食べて、帰って寝たのが深夜1時だった。あ〜しんど!!
 しかし、カナダ人のロナルドは変なやつだった。俺も同じか。




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