初めての海外旅行(中国 自転車 旅行)

《 24.拉薩(ラサ)へは行けない。 》

 (062) 1987/10/17(土) 晴れ 格尓木(ゴルムド)
 (063) 1987/10/18(日) 晴れ 格尓木(ゴルムド)



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 上海税関に電話をかけるが、声が遠くて話にならない。しかし、聞き取れないにも話を進めると、その税関にはがきを出してくださいと言うことだ。預る期間が、一ヶ月の所を二ヶ月もたっているのですが荷物は大丈夫ですかと聞いても、話が全然通じない。〈参ったなぁ〜もう。〉
 取り敢えず、延長してくれというはがきを出す事にして、電話を切りました。しかし、言葉が出来ないということは、不便ですなぁ〜!それより、電話がやけに遠いっす。中国人がすごい大きな声で電話している理由が解りましたです。

 電話をしている途中で、和さんと弘やんが来て、
「拉薩行きのパーミット(許可証)を取りに行くよ!」
 と、声を書けてくれた。
「先に行ってて、後で取りに行くから。」
 ちょうど電話が通じるところだったので、断わってしまったのだが、これが失敗だった。
 不安の残る通話内容だが、これ以上話しても進展がなさそうなので、電話を切り一旦部屋に帰ることにした。

「どうだった?」
「なんか、延長の葉書を出せと言われたよ!その他は何を聞いても駄目だった。」
「何で?」
「電話がメチャ遠くて聞き取れないし、日本語を解る人が今一だったことも有るんじゃないかな?」
「取り敢えず、葉書を出しておけばいいじゃん!!」
「うん!そうする!」

「ところで、何処で拉薩行きのパーミット取るの?」
「この宿の中で取れるよ!!」
「そうなんだ、じゃぁ〜悪いけど一緒に来てくれる。」
「良いよ!!」

 食事をした後に2人を連れ立って、そこに行ってみると、
「拉薩は閉まりました。」
 と言うではないですか!!
〈ガーン!!ショック!!〉
「・・・・でも、午前中うちら2人で許可証取りましたよ!」
「午前中までは大丈夫だったのですが、今は駄目です。」

 たった1・2時間の間に、閉まってしまったらしく、まるで取り合ってくれません。これまた大ショックです。南無〜!!チーンΩ\ζ゜)
 まぁ〜自分が悪いのだろうけど、運も悪いっすねぇ〜。あきらめて葉書を自分なりに書いてから和さんに見せて、これで良いかと確認してもらい、OKを貰って取り敢えず出しときました。
 こんなんで大丈夫なのかと不安いっぱいですが、これしか方法がないので、しょうがないですな!!

「明日、BUNちゃんも汽車站まで一緒に行って、試してみれば!」
 あんまり気が進まなかったので、返事に困っていると、
「意外とすんなり乗れるかもよ!!結構適当なところだから!」
「そうかなぁ〜!」
「それに明日の朝に空いていることも有るしな!」
 そう簡単には行かないと思ったけど、試してみることにした。
「そうだね!取り敢えず行ってみるか!」


 朝、三人で汽車站まで歩って行く。
 BUNは許可証も無しに、拉薩行のバスに乗せてはもらえないだろうと思っていたので、余計に足が重かったっす。
 汽車站に着いて、2人が切符を買った後、しばらく時間を置いてから買いに行った。

「パーミットが無いから、駄目有るね!」
「公安に行ったら、パーミット無くても良い有るよと言われた。」
「そんなことはない、駄目だ切符は売れないな!!」

 2人に手伝ってもらって、粘ったがやっぱり駄目でした。
 切符を買うことが出来なかったので、和さん、弘やんと別れの挨拶をして、格尓木飯店に帰りました。感冒が治らずしんどい身体が余計に重く感じて、歩くのが嫌になってしまいましたです。(/_;)シクシク
 宿までの距離がやけに長く感じたなぁ〜!!

 宿でもう一度パーミットを取りに行ったが、拉薩はもう入れないなどと、英語でまくし立てられ、良く解らなかった。
 11時にバテ(白人)と一緒に説明を聞きに行ったが、やっぱり英語なので全然解らない。しかし、拉薩には入れてもらえないことだけは解った。親子バテは頑張って、拉薩からネパールに抜けたいことをしきりに言っていたが、それでも駄目みたいだった。
 俺は、仕方がないので、西寧に抜けることにした。敦煌で同じ部屋になったシャンガン(香港人)と一緒に火車站に切符を買いに行ったが、運悪く15時からしか切符の発売をしないとのことです。今はまだ、13時なので一旦宿に汽車で帰り、しばらく休んでから、今度は自転車を借りて、買いに行きました。
 ハァ〜しんどい。なんて疲れる国なんでしょう。

 格尓木は、標高が2800mと高いので、気温も低く感冒もなかなか直らず、身体の辛さが緩和しませんでした。ハァ〜。




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